信子かあさんのちょっとひといき

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vol.75「ありがとう!」

2019年6月30日

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ついに最終回です。

スタートから約17年半。

46歳だったわたしは64歳になり、産声をあげたばかりの末っ子は高校3年生になりました。

振り返れば 沢山の思いが溢れてきます。

気の利いた締めの言葉を考えてみましたが、「ありがとう!」しか思いつきません。

わたしに書く場所を提供してくださった くまもと県民テレビの皆さん、毎回素敵な挿絵を描いてくれた次女の愛実、そして何よりわたしのブログを読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました!!

ブログの連載は終わりますが、わたしの生活はこれからも続きます。

妻として、10人の子どもたちのお母さんとして、もうすぐ10人になる孫たちの おばあちゃんとして、88歳の母の 娘として、64歳の一人の女性として、わたしはこれからも熊本で元気に生きていきます。

いつも喜んでいなさい

絶えず祈りなさい

すべてのことについて 感謝しなさい

大好きなこの言葉をモットーに、これからも頑張ります!

皆さんもどうぞお元気で!

17年半、本当にありがとうございました!!!

心からの感謝と愛を込めて

信子かあさん こと 岸信子 ( )

vol.74「息子たちへ」

2019年6月27日

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夫が、ひょんなことから本を書くチャンスをいただいたのは16年前。

文章を書くのが大の苦手だった夫は、途中何度も挫折しそうになりながらも、3年半かかって、なんとか原稿を書き上げました。

そして、その原稿は、『男に残念ながら子育てはできません』という本となって、2007年に出版されました。


頑張って書いてくれてよかったと心から思っています。

その本を通して、夫として父親としての彼の思いや願いを知ることができたからです。


我が家の7人の息子たちのうち、結婚しているのは長男と三男の2人ですが、他の息子たちも いつかは夫となり父親となるでしょう。

そんな彼らに、夫の言葉を、本の中から紹介したいと思います。


*****


子どもを育てる際に、夫婦仲の良いことは大切なことだと思います。

機嫌のいい妻を見るのは好きです。笑顔が好きで結婚したのですからいつも笑顔でいてほしいです。

妻を喜ばせるために私が気をつけているのは口うるさく言わないこと。

時々は花を買って帰ったりもします。たまにケンカをした時は、ご機嫌をとるために高級アイスクリーム、ハーゲンダッツをお土産にします(効果は抜群です!)

生活習慣の違う2人が 一緒に暮らすのですから、衝突することももちろんあります。でも私は、ずっと妻と仲良くやっていきたいのです。そのためには互いに歩み寄る、というよりも、互いに、相手にしてほしいことを自分がしてあげることが大切ではないかと思います。

夫婦の間だけではなく、親子の間でも、子どもが小さくても同じです。


妻には敵わないと先に書きましたが、それは二十数年間に及ぶ結婚生活で私が出した結論です。

いくら頑張っても妻の役割を私がすることはできません。でも、夫の私にやれることがもちろんあって、それは多分、妻にはできないことです。

聖書の中に『もし誰かがあなたをしいて1マイル行かせようとするなら、その人と共に2マイル行きなさい』という言葉があります。何かをする時、誰かにしいられて、仕方なく嫌々やっていたら、そこに喜びはない。でも、1マイル行けと言われた時、自分の意思でさらに先に進む時、やらされているという思いから一歩出て自分の意思でやる時に、喜びを見つけることができると学びました。

家族を支えることもそうです。

仕方なくやるんじゃなくて、自分で支えるんだ!と思えば、やりがいが出てきます。

結婚して家族を作るということは、とても価値のあることだと思います。世の中を動かしたいなら、世界を変えたいなら、いい家庭を作ることじゃないでしょうか。

私たち父親の役割は大きいと思います。

誠実に妻を愛して家族を守り、一生懸命働く時に、小さくても堅固な家庭を築くことができると、私は信じています。


*****


ひでくん、てんちゃん、いっくん、たいちゃん、ひゅうちゃん、いっしんくん、ふうちゃん。

あなたたちのお父さんは、こんな人です。

あなたたちの目から見たら、欠点もあるだろうし、できてないことも沢山見つかると思う。

でも、お父さんは、大変な時も踏ん張って、投げ出さず逃げ出さず、家族のために一生懸命頑張ってきた人です。



あなたたちは そんなお父さんの息子。

たくさんの良いものを受け継いでいるよ!!


*今回の絵は七男不動が描いてくれました。^^

vol.73「娘たちへ」

2019年6月25日

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わたしの3人の娘たちは、それぞれ結婚して、長女と次女は子育てに奮闘しています。

いいママたちです。本当によくやっていると思います。

それでも、時には自分を責めて涙している... そんな姿が愛おしいです。


だけどね、

みんな通る道だよ。


考えながら、迷いながら、反省しながら、落ち込みながら、それでも頑張って子育てしてる。


大丈夫!大丈夫!


あなたの子どもは、あなたに託された人たち。

あなただからこそ、育てることができる人たちです。


あなたの特質、あなたの才能、あなたの経験、あなたの良いものを使って、子どもたちを愛してね。


あなたが良いと思ったことは、きっと、あなたの子どもにとって良いものです。

どんなに沢山の情報があっても、どんなに沢山のアドバイスがあっても、全部が良いとは思えないでしょ?

あなたの心にスッと入ってきたことが、きっとあなたとあなたの子どもたちにとって一番いいこと。

だって、あなたは、あなたの子どもたちの導き手。子どもたちは"あなたに" 託されているんだもの。

あなたの子どもに必要なことは、ひらめきとして、きっとあなたに与えられる。


だから、

あなたが、いいと感じたことを、心を込めてやったらいい。

自分の感性に信頼を置いて。

自分を信じて、進んだらいいよ。


きっと、大丈夫!!


あなたの子どもたちは、神様から あなたに託された人。


至福の喜びも、あなたの成長も、その子がくれる。


そして、あなたの子どもたちは、あなたによって成長するよ。

あなたの長所も欠点も、あなたの子どもたちにとって必要なものです。


だから 大丈夫!

できるよ!


神様に頼ってね。


子どもたちは神様の子ども。

そしてあなたも、神様の大切な かけがえのない子どもだもの。

vol.72「絵日記終了に向けて」

2019年6月21日

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先月、kktのブログ担当者の方からメールが届きました。


『いつも弊社のHPブログに楽しい投稿をいただき、ありがとうございます。

 ... 実はブログのことでご相談があります...』


ブログ終了のお知らせでした。


始めがあれば終わりがいつかやってきます。


寂しい思いがないわけではありませんが、それ以上に感謝の気持ちがいっぱいです。


現在連載させていただいている『信子かあさんのちょっと一息』の前が『信子かあさんのきょうの絵日記』。さらにその前が『信子かあさんの あいうえおエッセイ』。

1回目は不動が生まれたばかりの頃でしたから、17年前になります。

kktの絵日記は わたしの子育ての歴史。わたしの確かな足跡です。


その時その時に 一生懸命考えて、一生懸命取り組んで、失敗したりつまづいたり、落ち込んだり、あらがったり、奮起したり、感動したり、泣いたり、笑ったり...

読み返せば、いろんな思い出が鮮やかに蘇ってきます。


こんなに長く書く機会をいただけたことに心から感謝しています。

そして、わたしの 拙い日記にお付き合いいただいた皆さんに、心から感謝しています。

中には最初からずっと読んでくださっていた方々もおられます。

皆さんの温かいお声や励ましに支えられてきました。


本当にありがとうございます!!


6月末の終了に向けて、あといくつか書いてみようと思っています。


もう少し、お付き合いくださいね!

( ◠‿◠ )

vol.71「そうとも言う」

2019年6月5日

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テレビを見ていたら、「最近の主婦が作らない料理ベスト5」というのをやっていました。


トンカツ、コロッケ、天ぷら、餃子、(もう1つは忘れちゃった


それを見ていて思いました。

あれ? これって、わたしがよく作る料理だ。


学校から帰ってきた末っ子に、早速報告。

「ね!これって、お母さんがよく作る料理でしょ?」


お母さん、頑張ってるね、なぁんて言葉をちょっぴり期待していたわたしに、息子が一言。

「それは、お母さんが、最近の主婦じゃなくて、古い主婦だからだよ」


...


古い主婦。

...


た、確かに...

そうとも言う。(๑>◡<๑)

vol.70「それがどうした」

2019年6月3日

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素晴らしいご主人ですね!

素晴らしいお子さんたちですね!

と言っていただくことがあります。

ありがたいことです。


わたしも、素晴らしい夫と子どもたちだ、と思っていますが、でも、彼らは決して完璧な夫でも子どもでもありません。

欠点、弱点、改善すべき点もいっぱいです。


それらを目にすれば、がっかりもするし、腹も立つし、悲しくもなります。

でも、そんな時、心の奥から湧いてくる言葉があります。

"それがどうした!" という言葉です。


この絵日記にも書いていますが、10数年前、わたしは20キロ近くのダイエットに成功しました。

自分では大満足だったのですが、当時、夫が書いた文章にハッとしました


『妻は最近ダイエットに成功しました。

でも私は、太っていた妻が嫌だったことはありません。

以前、一緒にお風呂に入った時のことです。10回の出産を繰り返した妻の体型は、他人が見れば醜いものかもしれませんが、私は愛しいと思いました。

妻は「胸が垂れた」「脂肪のかたまりだ」「体型が崩れた」と嘆きますが、私は、それがどうした、と思います。』

"それがどうした" という言葉が 心に強く響いて、わたしは泣きそうになりました。

以来、折に触れて、この言葉が ふっと湧いてくるのです。


夫や子どもたちの欠点に目をつぶり、なかったことにしようと思っているのではありません。

でも、欠点も弱点も承知したうえで、"それがどうした!" と思えば、違った面が見えてきます。

"それがどうした!" と わたしを丸ごと受け入れ愛してくれた夫のように、わたしも "それがどうした!" と夫や子どもたちを受け入れ、愛することのできる妻であり母でありたい。


... わたしはそう願っています。( ◠‿◠ )

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