信子かあさんのちょっとひといき

top

vol.74「息子たちへ」

2019年6月27日

74_190627.jpg


夫が、ひょんなことから本を書くチャンスをいただいたのは16年前。

文章を書くのが大の苦手だった夫は、途中何度も挫折しそうになりながらも、3年半かかって、なんとか原稿を書き上げました。

そして、その原稿は、『男に残念ながら子育てはできません』という本となって、2007年に出版されました。


頑張って書いてくれてよかったと心から思っています。

その本を通して、夫として父親としての彼の思いや願いを知ることができたからです。


我が家の7人の息子たちのうち、結婚しているのは長男と三男の2人ですが、他の息子たちも いつかは夫となり父親となるでしょう。

そんな彼らに、夫の言葉を、本の中から紹介したいと思います。


*****


子どもを育てる際に、夫婦仲の良いことは大切なことだと思います。

機嫌のいい妻を見るのは好きです。笑顔が好きで結婚したのですからいつも笑顔でいてほしいです。

妻を喜ばせるために私が気をつけているのは口うるさく言わないこと。

時々は花を買って帰ったりもします。たまにケンカをした時は、ご機嫌をとるために高級アイスクリーム、ハーゲンダッツをお土産にします(効果は抜群です!)

生活習慣の違う2人が 一緒に暮らすのですから、衝突することももちろんあります。でも私は、ずっと妻と仲良くやっていきたいのです。そのためには互いに歩み寄る、というよりも、互いに、相手にしてほしいことを自分がしてあげることが大切ではないかと思います。

夫婦の間だけではなく、親子の間でも、子どもが小さくても同じです。


妻には敵わないと先に書きましたが、それは二十数年間に及ぶ結婚生活で私が出した結論です。

いくら頑張っても妻の役割を私がすることはできません。でも、夫の私にやれることがもちろんあって、それは多分、妻にはできないことです。

聖書の中に『もし誰かがあなたをしいて1マイル行かせようとするなら、その人と共に2マイル行きなさい』という言葉があります。何かをする時、誰かにしいられて、仕方なく嫌々やっていたら、そこに喜びはない。でも、1マイル行けと言われた時、自分の意思でさらに先に進む時、やらされているという思いから一歩出て自分の意思でやる時に、喜びを見つけることができると学びました。

家族を支えることもそうです。

仕方なくやるんじゃなくて、自分で支えるんだ!と思えば、やりがいが出てきます。

結婚して家族を作るということは、とても価値のあることだと思います。世の中を動かしたいなら、世界を変えたいなら、いい家庭を作ることじゃないでしょうか。

私たち父親の役割は大きいと思います。

誠実に妻を愛して家族を守り、一生懸命働く時に、小さくても堅固な家庭を築くことができると、私は信じています。


*****


ひでくん、てんちゃん、いっくん、たいちゃん、ひゅうちゃん、いっしんくん、ふうちゃん。

あなたたちのお父さんは、こんな人です。

あなたたちの目から見たら、欠点もあるだろうし、できてないことも沢山見つかると思う。

でも、お父さんは、大変な時も踏ん張って、投げ出さず逃げ出さず、家族のために一生懸命頑張ってきた人です。



あなたたちは そんなお父さんの息子。

たくさんの良いものを受け継いでいるよ!!


*今回の絵は七男不動が描いてくれました。^^

エントリー

バックナンバー