参院選

選挙戦も終盤 候補が力を入れる主張は...        2016年7月8日放送

熊本選挙区の18日間の選挙戦も大詰めを迎えていますが、終盤で各候補はどのような点に力を入れて有権者に訴えているのでしょうか。

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160708abe (1)_R.jpg第一声で「手の届くところに政治家はいるよ。声の聞こえるところに政治家はいる。私はそんな政治家になりたい」と訴えた無所属新人の阿部広美候補(49)は、弁護士として向き合ってきた労働問題や貧困・格差の解決など、生活に根ざした政策を掲げてきました。しかし、選挙戦終盤では、憲法改正問題が演説の多くを占めています。

「この選挙、一番の争点は言うまでもなく改憲です。改憲勢力に3分の2を取られれば、憲法は変わるんです」「止めなきゃいけないんです。今の流れを」

日本テレビと読売新聞社の共同世論調査では、野党統一候補である自らも含め、全国的に野党側が劣勢になっているとされ、自民党など憲法改正に前向きないわゆる「改憲勢力」が、国民投票の発議が可能な参議院の3分の2を確保する可能性もあるといわれています。阿部候補は憲法改正阻止を前面に、与党側との違いを鮮明にしています。

「3分の2というのはもう最低ラインで、絶対にとらせてはいけないラインだと思いますし、「『3分の2の危機感』というのを私たちだけじゃなくて市民の方にも知っていただきたいなという思いがあるので、残りの3日間はそのあたりもしっかり訴えていきたいと思います」

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160708matumura_R.jpg自民党現職の松村祥史候補(52)の出陣式では、安倍首相が参院選の応援演説の第一声をあげました。自民党は熊本選挙区を「地震からの復旧復興選挙」と位置付け、松村候補も一貫して政府・与党の一員であることを前面に打ち出し、復旧復興に力を込めています。

「国政で議論すべきはたくさんございます。消費税の問題、憲法改正の問題も国民的議論が必要です。こういった数々の課題がありますが、私は復旧復興に最優先で取り組ませていただきたい」

「今こそ政治が機能していかなきゃいけない。改めてこの選挙戦で期待を集める中で感じています。だからこそ、ぜひ三たび国政を担わせていただきたい」

被災地で従来の選挙活動を自粛したことへの戸惑いもあると話す一方、被災者の声を聞き、政府の対応などを説明する中で、手ごたえもあるようです。

「期待感というのは非常に感じています。復旧復興に全力を注いでくれという期待感というのは選挙戦を通じて感じていますね」

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160708kinosita (2)_R.jpg幸福実現党の木下順子候補(57)は、党が掲げる消費減税やマイナンバー制度廃止などを訴えています。

「まず5%に引き下げるというのは本当に実現したいし、個人的な考えとしては熊本地震経済特区という形にして、期間限定でもいいので消費税0%にしてほしい」

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160705hotohuji_R.jpgなお、政治団体「支持政党なし」の新人、本藤哲哉候補(62)は街頭演説などの選挙活動は行わず、「法案ごとに党員にインターネットで賛否を問い、多数決で議決権を行使する」としています。

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