熊本城と加藤清正

水俣病認定審査の説明会 被害者団体「県は最高裁判決を無視」   2016年7月29日

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水俣病の範囲を広く認めた最高裁判決や国の新たな指針が出たにもかかわらず、熊本県の審査で認定棄却が相次いでいることについて、県は29日、水俣市で被害者団体などに、棄却の理由を説明する説明会を開きました。

最高裁は2013年、水俣病の認定の範囲を広げる判決を出し、それを受けて国は水俣病かどうかを認定する際の新たな指針を示しました。しかし、その後の審査でも認定申請の棄却が相次いだことから、被害者団体などが県に説明を求めていました。説明会はこの要望を受けて開かれたもので、被害者団体の会員などおよそ30人が出席しました。

県は「申請者の職業や家族の状況などを資料にもとに確認し、総合的に判断している」と説明しました。しかし参加者からは「過去の資料がそろっていなくても水俣病と認定した最高裁判決を無視している」といった批判の声が相次ぎ、「改めて水俣市の住民に向けた説明会を開いてほしい」という訴えも出されました。

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