熊本城と加藤清正

「補償費不支給は違法」福岡高裁、県決定取り消し命ず    2016年6月16日

水俣病関西訴訟で勝訴し、賠償を受けた川上敏行さん(大阪府)が、熊本県に水俣病と認定されたことに伴う障害補償費の支払いを求めていた裁判で、福岡高裁は16日、川上さんの請求を退けた1審判決を一部取り消し、補償費を支払わないとした県の決定の取り消しを命じました。川上さんは、2004年の関西訴訟最高裁判決で勝訴し、チッソから賠償金を受け取っていますが、熊本県は「原因企業から損害が全て補てんされている」として障害補償費を支給しませんでした。

判決は、原因企業が賠償金を支払っても、原告が被った損害や失った利益などが全て補てんされたとはいえないと指摘。「県が支給すべき障害補償費があるのかどうかを検討しなかったのは違法」としました。蒲島知事は「判決内容を検討し対応する」とコメントしています。

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