熊本城と加藤清正

14年以上待ち続けた結果はたった数行・・・「人生、無視された」  2016年5月13日

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熊本県は13日、水俣病の認定申請をしていた県外の2人を水俣病に認定し、30人を棄却処分にしたと発表しました。棄却された人の中には、14年以上も結果が出るのを待ち続けた水俣市の倉本ユキ海さん(61)がいました。

倉本さんは2002年(平成20年)に熊本県に認定申請をしましたが、14年以上待たされ、やっと届いた結果は「棄却」でした。幼いころから水俣の海でとれた魚をたくさん食べ、頭痛や手足のしびれなど体の不調に苦しんできましたが、県は「家族に認定患者がいない」ことや、「漁業従事者でない」ことを理由に、水俣病とは認めませんでした。

倉本さんは「ずっと苦しみ、体の不調という中で61年間生きてきました。その辛さを、たった数行で「棄却します」って。私の人生は無視されたというか、それがすごい辛い」と話します。

倉本さんは水俣病と認めてもらうため、裁判でも闘っており、「棄却されたのは残念だけど、まだ(認定される)方法はあるから、やれるだけのことは命ある限り闘っていこうと思う」と話しています。

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