熊本城と加藤清正

公式確認60年 乙女塚で慰霊祭                     2016年5月1日

160501minamataireisai.jpg

水俣病公式確認から60年を迎えた1日、水俣市で患者団体の水俣病互助会が主催する慰霊祭が行われました。慰霊祭は水俣市の乙女塚で行われ、水俣病患者やその家族などが犠牲者に祈りを捧げました。

胎児性水俣病患者で21歳で亡くなった上村智子さんの父・好男さん(81)は、今年還暦を迎えるはずだった娘への思いを「今、もし生きていてくれたらどうなっていたか。健康であれば 結婚してくれた人もいただろう」と語りました。

60年前に初めて水俣病と確認された第1号患者、田中実子(じつこ)さん(62)の義理の兄、下田良雄さんは「実子が2歳11jか月で発病してちょうど60年。生まれて2年ちょっとで人生を奪われてしまった。かわいそうだなって」と語りました。よくしゃべる活発な女の子が突然、自分で食べることも言葉を発することもできなくなったのです。実子さんは姉の綾子さんや良雄さん、そしてヘルパーの介護を受けて生き続けています。

参加者は御詠歌を歌い、水俣病によって命を奪われた人々に鎮魂の祈りをささげました。毎年5月1日に行われる行政主体の慰霊式は、地震のため延期されました。

エントリー