熊本城と加藤清正

埋立地の護岸は大丈夫か     2016年3月17日 

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水俣病の原因物質、メチル水銀を含んだヘドロを浚せつし、埋め立てた水俣湾の護岸設備の今後の対策について検討する熊本県の委員会が始まりました。

この委員会は、水俣湾の護岸の老朽化対策や地震による液状化や津波などでメチル水銀を含むヘドロが外に漏れた場合の対策などを話し合うものです。熊本県は地震や自然環境などの専門家に委員を委嘱し、1回目の委員会を開きました。

水俣湾の埋め立て工事は1977年(昭和52年)に始まり、約151万立方メートルの高濃度のメチル水銀を含むヘドロを埋め立て、約58ヘクタールの広大な埋め立て地が造成されました。海との境は土砂が漏れ出さないよう、鋼材を使った護岸に整備されていて、県は2010年に調査を行い、「40年以上の耐久性を確認できた」としていました。

委員会で県側は、「地震による液状化や津波が起きた際のリスクについて検討してほしい」と求め、出席した委員からは「目に見えない埋立地の内部についても調査が必要だ」といった意見が出されました。次回の委員会は今年9月に開かれ、委員による現地調査も検討されています。

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