熊本城と加藤清正

水俣病と歩んだ60年     2016年1月9日  

水俣病公式確認から60年の今年、60歳を迎えた胎児性水俣病患者の還暦を祝う会が、水俣市で開かれました。

祝福を受けたのは胎児性水俣病の患者6人です。身につけているドレスやタキシード、紋付袴などの晴れ着はこの日のために自分たちで選びました。

集いでは、160109minamatakanreki_R.jpg患者一人一人が今の思いを語りました。金子雄二さん(右端)は「お父さんの倍、生きたよ。これからもがんばります」 とあいさつしました。金子さんのお父さんは27歳で亡くなっています。

加賀田清子さん(写真右から2人目)は、「リハビリで 歩く練習をしているから、歩けるようになったらもう1回、ドレスを着てみたいと思います」と語りました。加賀田さんは若い頃は歩くことができましたが、30年ほど前から体が思うように動かなくなり、車いす生活を送っています。

チッソが海に流した有機水銀に汚染された魚を食べることで発症した水俣病。胎児性の患者たちは魚を食べた母親の胎内で水銀に侵され水俣病を発症しました。60年間、水俣病と共に生きてきた患者たちの命の重みを感じた1日となりました。

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