熊本城と加藤清正

2年ぶりに女性1人を患者と認定     2015年12月2日  

151018minamatasinsa_R.jpg熊本県は水俣病の認定申請をしていた1人を水俣病と認定したことを発表しました。県が水俣病と認定したのは2013年11月以来、2年ぶりです。

2015年10月に開かれた認定審査会(写真)の答申を踏まえ、11月30日付で、審査された40代から80代の男女24人のうち1人を水俣病と認定しました。県は性別や居住地、メチル水銀による影響をどの程度受けたのか、などは個人情報の保護を理由に明らかにしていませんが、関係者によると、認定されたのは大阪府に住む60歳代の女性とみられます。

水俣病の認定をめぐっては、認定の幅を事実上広げた2013年4月の最高裁判決を受け、環境省が認定基準の新たな運用方針を示し、熊本県は2年4か月休止していた認定審査を再開しました。再開後初めての認定となった一方、20人が棄却され、3人が保留となりました。11月30日現在、 熊本県に認定申請している人は1249人です。

蒲島知事は12月4日、「今度認定を受けられた方に、心から私としてのおわびを申し上げたいと思っている」と述べ、水俣病の被害を防げなかった県のトップとして改めて謝罪しました。ただ、環境省が示した新たな患者認定の運用方針が、今回の認定にどう反映されたのかについては、「詳しい審査内容は明らかにできない」と話すにとどまりました。

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