熊本城と加藤清正

30人の患者認定を棄却     2015年9月8日  

2015年7月まで休止していた水俣病の認定審査をめぐり、熊本県は9月4日付で、30人の申請を棄却したと発表しました。県の処分は認定審査の再開後初めてです。

棄却されたのは2013年3月に審査が行われた13人と、2015年7月以降に審査が行われた17人の40代から80代の男女、あわせて30人です。水俣病の認定をめぐり、複数の症状が必要とする環境省と、認定の幅を事実上広げる最高裁判決を踏まえた国の不服審査会で判断が分かれたことを理由に、県は審査を休止していました。 環境省が認定基準の新たな運用方針を示したため、県は2年4か月ぶりに審査を再開。休止を挟んで審査していた39人について処分を決めました。

棄却された30人以外の9人のうち、4人は国の審査ですでに棄却され、5人は保留となりました。県水俣病審査課は「個別丁寧に審査を行った結果」とコメントしています。熊本県に認定申請し審査を待つ人は、9月4日時点で1173人となっています。

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