くまもとの祭り

真冬の海に神輿とともに 苓北町裸祭り           2017年1月20日

芦北はだかA.jpgのサムネイル画像苓北町の上津深江の八坂神社で、約400年前から続く裸祭りが行われました。

この祭りは、上津深江地区に悪病が流行した際、山伏が海で禊(みそぎ)をして病魔を追い払ったのが始まりとされています。神社での神事の後、ほら貝の合図で地元青年会の男衆が、朱塗りの御輿(みこし)を担いだまま水温10度の冷たい海に飛び込みました。

さらしをまいた男たちは、威勢良く「ヨイヤ、ヨイヤ」とかけ声を上げ、男たちを鼓舞するほら貝が鳴り続けます。今年はここ数年に比べ波が高く過酷な状況でしたが、男たちは波をかぶりながらも海岸沿いの約200メートルを泳ぎ切りました。

海からあがった男たちは氏子の家に向かい、神輿をもったまま庭先に入って土足で部屋の中に駆け上がります。神輿には縁起物の紅白なますや御神酒がかけられ、1年間の無病息災を祈りました。「神輿が入った部屋で一晩眠ると病気にならない」とか、「家の中は日没まで掃除をしない」と言われています。

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