くまもとの祭り

ペットの無病息災祈る 若宮神社の「がらん笹祭り」        2017年1月6日

160106sasa.jpg馬や牛など家畜の無病息災を祈願する「がらん笹祭り」が山鹿市熊入町の若宮神社で開かれました。

神社には加藤清正が慶長年間に山鹿地域を訪問中、病気になった愛馬に境内のササを食べさせたところ、たちどころに治った、という言い伝えがあり、お神酒を注いだ境内のササを馬に食べさせると病気をしないといわれてきました。境内には景行天皇が山鹿ご巡行の際、病気になった愛馬が蹴って割れたと伝わる「神石」もあります。景行天皇は愛馬の病気が治ったのはこの岩が身代わりになったためだと感激され、以来、岩をお祀りするようになったそうです。

このため若宮神社は古くから馬の守護神として知られ、昭和30年代までは1月6日は早朝からお祓いを受ける近隣の牛馬が列をなしていたそうです。近年は、犬や猫などペットの無病息災を祈願する人がほとんどです。参拝者は一年間の家内安全のお守りとして輪に結んだ「がらん笹」を買い求めていました。

「がらん笹」を家畜やペットに食べさせると無病息災で1年間過ごせるということで、犬やヤギなどを連れた人や、馬の代わりにトラクターを持ち込む農家の人もいました。犬を抱いた参拝者は「ここに来ているおかげで、長生きする」と話しました。

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