くまもとの祭り

藤崎宮秋の例大祭 復興祈願ののぼりも登場           2016年9月18日

160918hujisakiA.jpg熊本に秋の訪れを告げる熊本市の藤崎八旛宮例大祭は18日、ハイライトの神幸行列が行なわれ、熊本の中心部は祭り一色に染まりました。

行列は午前6時に藤崎宮を出発し(御発輦祭=ごはつれんさい、写真上左)、日銀熊本支店の前では、最大の見せ場となる「馬追い」が行われ、勢子や飾り馬が祭りを盛り上げました(写真上右)。行列では太鼓などの鳴り物と扇子や纏などを手にした勢子(せこ)たちが「ドーカイ、ドーカイ」の威勢のよい掛け声で飾り馬をあやつりました。「ドーカイ」とは、自分達の団体は立派かどうか、つまり「どうだ?すごいだろ」といった意味があるようです(他にも諸説あり)。

今年の例大祭は、地震を受けて参加費用を募る動きを自粛するなどした影響で、参加する団体が去年の65から半数近い35に減りましたが、参加者は雨模様のあいにくの天候の中、元気よく熊本市中心街を練り歩きました。全国からの支援に感謝したり、復興を祈願するのぼりを掲げた団体も多く、行列は、なお修復が終わっていない商店などを励ますように進んでいました(写真下)。

160918hujisakiB.jpg16日も恒例の飾馬(かざりうま)の飾卸(かざりおろし)が行われ、飾馬を奉納する35の団体が藤崎八旙宮で認定書を受け取った後、藤崎宮の境内でラッパのリズムに合わせて威勢のいい掛け声とともに勇壮な馬追いが披露されました。

160917hujisaki2_R.jpg藤崎宮の例大祭は1000年以上の歴史があるといわれますが、随兵行列は加藤清正が朝鮮出兵から無事帰還できたことを感謝し、随兵頭となって藤崎宮の祭礼行列に供奉(ぐぶ)したのがはじまりとされています。今年の随兵頭は熊本市の大西一史市長が務めました(写真右)。

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