くまもとの祭り

阿蘇伝統の御田祭 神社の神事は仮拝殿で           2016年7月28日

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熊本地震で拝殿や楼門が全壊した阿蘇神社で28日、イネの生育と豊作を祈る御田祭(おんだまつり)が今年も例年通り行われました。

御田祭は、神々が田植え後のイネの生育を見てまわるという故事にならって行われる阿蘇神社最大の神事で、御田植神幸式ともいい、国の重要無形民俗文化財に指定されています。阿蘇神社は4月16日の本震で国指定の重要文化財の楼門や拝殿が全壊するなど大きな被害を受けましたが、地震の後に建設された仮の拝殿で神事が行われました。

猿田彦の面を先頭に白装束の「宇奈利」や4基の神輿(みこし)など、総勢200人が阿蘇神社を出発しました。途中の2か所では神輿の屋根に稲の苗を投げて今年の豊作を祈願しました。また、1年を健康にすごせるという言い伝えから、見物客が神輿の下をくぐる姿も見られました。

阿蘇神社氏子会の小代勝久会長は「御田祭が成功するということは次のステップが見えてきた。いいスタートが切れてほっとした」と話していました。

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