くまもとの祭り

被災の阿蘇神社で春告げる「火振り神事」           2017年3月22日

阿蘇市の阿蘇神社で五穀豊穣を願って伝統の「火振り神事」が行われました。

火振り神事は阿蘇神社にまつられている国竜神(くにたつのかみ)の婚礼を祝い、氏子らが松明(たいまつ)をつけて姫神を迎えたという故事にならって行われていて、国の重要無形民俗文化財に指定されています。阿蘇地方に本格的な春の訪れを告げる神事として、今年も多くの見物客が訪れました。

例年は参道全体で行われますが、熊本地震で楼門が倒れたため、今年は楼門周辺から離れた参道の一部に縮小され、振られる茅(かや)の束も例年の3分の2程度にしました。

カシの木でつくられた姫神のご神体が到着すると、氏子が火をつけた茅の束を振り回して出迎えました。拝殿で神事が行われている間も観光客が参道で火振りを行い、夜の闇に幾重もの光の輪が浮かび上がりました。

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