熊本地震の記録

甲佐町の小学校で活断層の特別授業       2017年2月13、16日

熊本地震を引き起こした活断層を防災教育に生かそうと。甲佐町の白旗小学校で特別授業が行われました。活断層をテーマにした特別授業は今回が初めてです。

KOUSAb.jpg2017年2月13日、白旗小の3年生から6年生までの児童の約70人が、まず教室で地震の種類や仕組みを学びました。

「引っ張られたらどこかで割れちゃいますし、ぐっと押されたらこんな形に曲がっちゃう。これが活断層です」。 熊本大学大学院の竹内裕希子准教授らが、模型で断層を説明します。小麦粉とココアパウダーを使って断層のでき方を再現する実験も行われました。活断層の日奈久断層帯の上にある白旗校区。熊本地震で白旗小学校の校区内に断層が表れています。理科の高田聖也教諭は「本物を見るということは、子どもたちにとって大きな学びになります」 と、特別教室の意義を話します。

0216KOUSAc.jpg2月16日、子どもたちは学校から約2キロの場所にある活断層の調査現場を見学しました。

「この線が地震の時に揺れ動いた面、活断層です」 「この右側が押されたことで上にせり上がったんです」

古い地層ほどずれが大きくなっているこの場所で、研究員から説明を受け、子どもたちは溝の中に降りて地層のずれを確認しました。 大きな地震を繰り返す活断層を身近に見た子どもたちは「大きな地層で亀裂が入るというのは、すごく大きな力がかかっていたと思います」「これからもっと地層の勉強をしたいです」「近くにこんな断層があるのは怖いです」と感想を話し、生きた教材に触れて地震に対しても興味を深めていました。

高田教諭は「この経験を生かし、これから先地震が起きた時に自分はどう行動すればいいのか、どういう時に地震が起こるのか知ることで、これから先の防災や減災につなががっていくのではないかなと思います」と話しています。

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