熊本地震の記録

南阿蘇村でひと足早く成人式 復興に決意新た        2017年1月3日

南阿蘇村で年末年始の帰省に合わせてひと足早く成人式が行われ、村の新成人114人のうち90人が出席しました。村教委の森田輝昭委員長は式辞で「南阿蘇村で暮らしている方も、村外、県外に出ている方も、村づくりに参加していただきたいと願っています」と新成人に呼びかけました。

0103minamiasoseijinA.jpg新成人代表の藤岡和流さんは「これまでどこか遠いものだった東日本大震災。被災者としての苦しみや悲しみを身をもって実感することとなりました」と、熊本地震の体験を交え、新成人としての誓いの言葉を述べました。藤岡さんは成人式を前に、当時避難所となった南阿蘇中学校の体育館を訪れています。今は片付いていますが、当時はびっしり寝床とかを作って、足の踏み場がないくらいでした(写真下)。

0103minamiasoB.jpg「この震災を経験したからこそ、南阿蘇の自然がいかに美しく雄大だったか、そして普段何気なく送っていた生活がそれほど素晴らしく幸福なものであったかということに気づくこともできたのだと思います」。藤岡さんは何か役に立ちたいとボランティアを買って出て気づいたことを、誓いの言葉に加えました。

0104minamiaso_R.jpg同じく新成人代表の今村剛士郎さんは「復興という道のりは険しく長いものだと思いますが、生まれ育ったふるさとを胸を張って自慢できるように全力で立ち向かっていきます」と誓いの言葉を述べました。地震以降初めて顔を合わせた新成人は再会を喜びつつ、「南阿蘇村が大好きです」「コーヒーのバリスタを目指していますが、修行してこっちに帰ってきて店を出せればなと思っています」などと、改めて自らのふるさとへの愛着を確かめたようでした。

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