熊本地震の記録

地震後初めて 阿蘇地方の修学旅行民泊に74人        2017年4月20日

170420minpakuA.jpg香川県の中学生が、修学旅行の一環として農家に泊まって農業を体験するため、南小国町を訪れました。熊本地震の後、阿蘇地域で修学旅行客が民泊をするのは初めてということです。

この日、南小国町に到着したのは香川県の東かがわ市立白鳥中学校の3年生74人です。民泊するのは12戸の農家で、車に乗り込みそれぞれの農家に向かいました。

そのうちの1軒、後藤昭雄さん宅には、女子生徒8人が民泊しました。生徒たちはさっそく農業体験のため畑に出て、鍬をふるってショウガやヤーコンの植え付けを体験しました。農業の後の夕飯では生徒たちも手伝い、イノシシやワラビなど、地元の食材を使った料理を味わいました。

生徒たちは「勉強になりました」「おばさんが作ったお菓子が美味しかったです」「あと2泊くらいしたいくらい居心地が良くて、とってもいい所だなって思います」と話していました。 後藤さんも「去年は(キャンセルが続き)さびしくて、手持ち無沙汰で、ショックでした。久しぶりに話が弾んで、孫が来たような感じでうれしかった」と笑顔をみせていました。

修学旅行受け入れの事務局を担当している阿蘇グリーンストックによると、熊本地震の前までは毎年20校前後、約3000人が阿蘇地域で民泊をしていましたが、昨年は地震の影響で全てキャンセルになったということです。県全体で見ても、2015年度は約10万5000人の修学旅行生が熊本県を訪れていましたが、地震があった16年度はおよそ3万8000人にとどまり、中でも阿蘇地域は 15年度の約5万5000人から16年度は800人程度まで落ち込んだということです。

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