熊本地震の記録

熊本市職員168人うつ病の疑い 被災者支援の激務原因か   2017年6月8日

0608うつ.jpg熊本地震の後、被災者支援に当たった熊本市の職員のうち168人がうつ病などの可能性が高いことが、熊本市の産業医の調査でわかりました。

市の産業医を務めている藤井可(たか)医師が、熊本大学で行った講演で報告しました。熊本市はすべての職員を対象に調査を行い、約5000人の回答をもとに、藤井医師が面談などを行いました。その結果、13%にあたる700人近くがうつ病などの可能性が高く、そのうち168人が専門家による面談を継続して行う必要があるとされました。ほぼ休みなく震災対応にあたったことで、生活再建に遅れもみられたということです。

こうしたことから藤井医師は、「熊本市の職員のストレスチェックを継続し、職場環境の改善を目指す必要がある」と指摘しています。熊本大学などによると、メンタルヘルスの改善に必要なのは悩みを人に話すことですが、震災対応にあたった職員は「公務員なので当たり前」とみなされて誰にも話さないケースが多いということです。職場のグループで悩みを共有し、話し合う必要性が指摘されています。

エントリー