熊本地震の記録

震災でたくましい大人になった...被災地の成人式       2017年1月9日

熊本市成人式.jpg熊本市で例年と場所を変えて成人式が開かれました。熊本地震の影響で例年会場となっていた熊本市総合体育館が使えなくなり、今年はアクアドーム熊本で開かれました。

大西一史市長は式辞で「大きな災害を一歩一歩みんなで乗り越えて行こうという皆さん一人一人の絆、つながりの深さを大切にしてほしい」と呼びかけました。会場では新成人が再会を喜んだり、写真をとったりする姿が見られました。

熊本市では7482人(2016年12月1日現在)が成人を迎えました。熊本地震で人生観や家族との絆が変わった新成人も多かったようで、「今まで普通に接していた家族を大事だなと思ったし、めっちゃけんかしてたけど地震の後は仲良くなりました」「機会があればボランティアとか参加したいと思ってます」「震災でいろいろ経験して、多くの方にご協力いただいて今があるのでその恩を返していきたい。今後はそういう活動や取り組みを積極的にやっていきたい」などと、大人らしい抱負を語っていました。

0109益城成人.jpg益城町では322人が大人の仲間入りをしました。式では西村博則町長が「復興に力を貸してほしい」と新成人に呼びかけ、新成人を代表して大学生の西村恭平さんが「たとえ街並みが姿を変えたとしても私たちがふるさと益城町を思う気持ちは決して変わることはありません」と誓いの言葉を述べました。

親子3人で式に出席した女性は「地震で家族の絆が深まりました。家族みんなで一緒にいられることに幸せを感じるようになりました」と話しました。

0109成人式西原.jpg西原村では新成人73人が晴れの日を迎えました。式では新成人を代表して稲浦大将さんが「社会人として、未来を担う者として困難に打ち勝ち、故郷の復興に貢献したいと思います」とあいさつしました。

役場に勤め、自身も新成人の永野太一さんが、スライドで写真を見せながら。地震当時に県外に出ていた新成人に村の現状を紹介しました。この後、新成人は全員で犠牲者に黙とうを捧げました。

新成人は「地震があったからこそ、いろんな人が支えてくれて、友人も支えてくれて、西原村の友人って温かいなって感じました 」「誰に対しても思いやりがあり、相手のことを考えられる人になりたいと思いました」などと話していました。

エントリー