熊本地震の記録

八代港をクルーズ拠点港に整備 県が米大手船会社と提携   2017年1月18日

0118yatushiroA.jpg県はクルーズ船運航で世界第2位のロイヤル・カリビアン・クルーズ(RCC、米フロリダ州)と提携し、八代港をクルーズ船の拠点港として整備すると発表しました。外国人観光客を呼び込む中核施設を熊本の観光復興の目玉とするほか、南九州全体の活性化につなげる方針です。

八代港3_R.jpg県がRCCと連名で国に提出した整備計画では、RCCが八代港外港地区(写真左)の東京ドーム3.5個分に当たる約16ヘクタールの土地に旅客ターミナルを設け、2020年3月から供用を始めます。県は大型バスの駐車場などを造り、施設の整備には県のほか、RCCも出資する予定です。国は22万トン級のクルーズ船が接岸できる耐震強化岸壁を整備します。

クルーズ船は1隻あたり5000人の旅客が想定できることから、県は県内への大きな経済効果が見込めるとしています。

蒲島知事は記者会見で、「アジア、そして世界に開かれた海の玄関として、八代地域ばかりでなく熊本県、そして南九州全体発展の起爆剤になると確信しています。クルーズ船は乗客の数が非常に多く、100回、200回という寄港(の回数)を考えると、とても可能性が大きい」と整備の意義を強調しました。

八代港外港地区は現在、貨物船とクルーズ船が岸壁を共同利用しており、クルーズ船が寄港できる日時が限られています。八代港には2015年と16年にそれぞれ10隻が寄港し、17年度は70隻の寄港が見込まれていますが、新たにクルーズ船専用の岸壁を設けることで、県は年間200隻以上の寄港を目指します。

RCCは世界各地でクルーズ船を運航しており、あわせて観光拠点の開発も進めています。RCCの船は2015年から八代港に寄港しており、熊本地震の後もいち早く、大型船を八代港に寄港させるなど復旧・復興も支援しています。八代港に近い天草など熊本の観光の将来性を評価して投資を決めたということです。

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