熊本地震の記録

避難所にもなった益城幼稚園で涙の卒園式        2017年3月17日

170317sotuenA.jpg熊本地震で大きな被害を受けた益城町木山の益城幼稚園で卒園式が行われ、58人の園児が卒園証書を受け取りました。

熊本地震の直後から3週間にわたり避難所となっていました。園児の中には仮設住宅で暮らす子どももいます。津田美保園長は「怖かった地震もありましたが、みなさんとの思い出は運動会や発表会など、楽しいものばかりです。幼稚園で学んだいろいろなことをしっかり生かして頑張ってください」と激励しました。

この後園児たちは幼稚園生活を振り返り、声を合わせて感謝の言葉を述べました。「地震で大変だったけど、お客さんが来てくれてうれしかったです。元気な1年生になります。僕たち、わたしたちの益城幼稚園、大好きだよ さようなら」

全員で「ぼくのたからもの」の合唱もしました。

♪ぼくのたからもの

きみがつらくて きずついたとき かならずぼくが そばにいるから ひとりでなかず いっしょになこう

きみのなみだが かわくときまで さようならは さみしいけれど わかれじゃないと ぼくはおもうよ

これからであう ひとたちも きっとたからもの

合唱を聞いて保護者や職員も涙を浮かべていました。保護者のひとりは「無事に卒園式を迎えることができたことが本当に感謝です。生きてるっていうことの素晴らしさは、この1年益城に住んでる人たちは、とても考える1年になったのではないかと思います」と話しました。

幼稚園の職員は「一歩ずつ大きくなっています。今までにない経験、大きな傷があるから、それをカバーするのが私たち職員だったけれど、こちらが勇気をもらいました」と振り返っていました。

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