熊本地震の記録

宮城・石巻市の仮設団地連合自治会がアドバイス        2016年12月6日

161206rengouA.jpg東日本大震災で被災した宮城県石巻市の仮設住宅の住民たちでつくる自治会連合組織のメンバーが益城町のテクノ仮設団地を訪れ、自らの体験を語りました。

石巻市では東日本大震災が起きた9か月後に「孤独死をなくそう」を合言葉に、仮設住宅同士で課題を共有する自治会組織「石巻仮設住宅自治連合推進会(石巻じちれん)」をつくり、多いときで42の仮設住宅団地が参加しました。

報告会では連合組織の会長を務める渡辺富雄さんが「仮設住宅の自治会を束ねたことで、行政や関係機関との窓口は一本化されたことに加えて、住民の交流の場や共同生活のルールを作り、トラブルの解消にも役立った」と活動を報告しました。

益城町内の仮設住宅から集まった自治会の役員からは「駐車違反やペットのマナー違反にどうやって直談判されたのか」と質問が出され、石巻じちれんの増田敬代表理事は「監視カメラをつけて犯人を見つけるのがいいんでしょうが、同じ住民にそこまでしたくない。『ルールを守って』と呼びかけを続けていくしかない。あきらめないで何度もやることが(解決に)つながると思う」と答えていました。

さっそく益城町内でも、自治会の連合組織を作ってはどうかという声が上がりました。報告会を企画した吉村静代さんは「基本的には(連合会設立が)一番だと思うので、きょう来なかった自治会も含めて、もう1回声をかけていこうと思う」と話していました。報告会は南阿蘇村の住民などが生活する大津町の室南出口仮設団地でも行われました。

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