熊本地震の記録

熊本空港ターミナルビル建て替えへ 知事が県議会で表明  2016年12月6日

161206KUUKOUa.jpg蒲島知事は県議会の一般質問で、熊本地震で被災した熊本空港のターミナルビルについて「熊本地震からの創造的復興のシンボルとして、十分な耐震性を有し、国内線と国際線が一体となったターミナルビルを新たに建設することが必要と判断した」と述べ、建て替えが必要という考えを明らかにしました。建て替え後の空港の運営を含め、民間事業者に委託することを目指します。

熊本空港のターミナルビルはこれまで4回にわたって増築が行われる一方、1971年(昭和46年)の開港当時に建てられた部分が老朽化が進んでいました。さらに熊本地震で被災し、今もビル内の一部で復旧工事が続いています。

県は新たなターミナルビルについて、設計段階から建て替え後の空港の運営を含めて民間事業者に委託する方式を導入するよう、空港を管理する国に要請する考えです。

空港自体は国が所有し、滑走路やターミナルビルや駐車場などの運営を民間に一体的に委託する方式は、2016年7月に仙台空港で導入され、福岡空港や高松空港でも導入に向けた手続きが進んでいます。管制業務以外の運営を民間事業者が一体的に行うことで、物販などの収入をもとに、着陸料が割安にできるなどのメリットがあるとされ、仙台空港では国際線の増便が実現しています。

ターミナルビルの建て替え段階から民間委託するケースはこれまでありません。県は「すでにある建物を改修するより、建て替え後の運営のしやすさと乗客の利便性を見据えたターミナルビルになるメリットがある」と話しています。

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