熊本地震の記録

仮設団地で老舗の味を 「こだいこ」が移動販売     2017年2月24日放送

2016年に惜しまれつつ閉店した熊本ラーメンの老舗「こだいこ」が仮設団地を回る移動販売で復活し、被災者を喜ばせています。

「こだいこ」は1954年(昭和29年)に玉名市で村田峰年さんが創業。熊本市中央区の熊本市役所近くに店を構え、熊本ラーメンで最も古い店の一つとして長年愛されてきましたが、高齢となった峰年さんの引退に伴い2016年1月に閉店していました。

熊本地震で熊本市東区の自宅は全壊しましたが、スープ釜やどんぶりは無事だったため、峰年さんの娘の紀美江さんが「何かできることはないか」と避難所で炊き出しをはじめたところ、被災者から涙を流して喜ばれたことで復活を決意。2017年1月から移動販売を始め、嘉島町の大型ショッピングセンターにも期間限定で出店し、老舗の味をふるまってきました。

仮設団地にはボランティア団体の「移動図書館」も巡回し、遠出しにくいお年寄りなどが利用しています。

「こだいこ」は2017年7月12日、引退を撤回した峰年さんと紀美江さん、さらに菊陽町に店を構えた弟子も加わって合志市須屋に新店舗で営業を再開し、食べなれた味を求めて多くのファンが訪れています。

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