熊本地震の記録

県震災ミュージアム検討会が初会合               2017年6月7日

MUJIUM.jpg熊本地震の経験や教訓を後世に伝える「震災ミュージアム」設立に向けた検討会の初会合が開かれました。

熊本地震震災ミュージアムは、地震の経験や教訓を風化させず、防災教育や地域振興に役立てようと、県が設立に向けて検討を進めています。検討会は防災の専門家や被災地の住民などを7人で構成され、非公開で行われた会議では、「語り部」などの育成も行い、記憶の遺構も残していくべきだという声が上がったということです。

IKOUa.jpg県は震災ミュージアム完成の時期は未定としています。初会合ではそれぞれの自治体が保存を検討している益城町の断層や南阿蘇村の高野台団地、崩落した阿蘇大橋などの震災遺構について意見が交わされました。検討会は今年8月までに3回の会議を開き、9月末までに蒲島知事へ報告する予定です。

2004年に中越地震が発生した新潟県には、被災した自治体それぞれ震災にあります。被災地の一つ小千谷市の「おぢや震災ミュージアムそなえ館」には、中越地震の被災状況を伝えるさまざまな展示があり、映像に合わせて座席が揺れる「4DX」と呼ばれるシステムを導入して、地震発生時の揺れなども疑似体験できます。県内の施設には、震災の遺構を保存した公園と合わせて年間約9万人が訪れています。

発生から13年が経ち、小学生以下の子どもたちは中越地震を知らないため、新潟県はこうした施設を学校での防災教育にも活用しています。しかしこうした施設整備には高額な費用がかかります。将来の活用策も見据えた検討が必要です。

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