熊本地震の記録

南阿蘇村役場落成式 復興と地域のにぎわい拠点に       2017年3月25日

170305みなみあそA.jpg熊本地震で大きな被害が出た南阿蘇村の役場新庁舎が同村河陽に完成し、落成式が開かれました。

新庁舎は地上2階、地下1階で延べ床面積は4179平方メートルです。総事業費は15億6000万円で、4月に復興推進室から格上げされる復興推進課や、住民が村長と対話できる出張村長室などが設置されました。4月3日から業務を始めました。災害時には避難所として使えるようにフロアが広く作られるなど、地震の教訓も生かされています。

これまでは総務課や建設課、住民福祉課などが別々の庁舎に置かれ、熊本地震発生直後は電話やファクス、携帯電話が通じなかったため庁舎間の連絡に時間を要し、緊急時に一体的な業務が十分に行えませんでした。庁舎の統合は2005年の旧3村合併・南阿蘇村誕生の直後から検討されてきましたが、新築か既存施設の増築かで意見が分かれ、さらに熊本地震の影響で完成は予定より3か月遅れました。

式典には吉良清一村長をはじめ150人が出席しました。吉良村長は「大規模災害時に村民の安心・安全を支える防災拠点となる。親しみやすく利用しやすい庁舎になるよう努力したい」と話しました。

村の復興計画では、新庁舎周辺は地域のにぎわい創出の拠点となっています。3庁舎の跡地は、久木野庁舎は図書室、白水庁舎は書庫に、長陽庁舎は復旧・復興事業のため国に賃貸する方向です。

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