熊本地震の記録

益城町の小中学校 1年ぶり温かい給食           2017年4月12日

mashikikyuusyoku.jpg益城町の学校給食センターは町内7つの小学校の給食約3300食分を作っていましたが、地震で使用不能になり、業者の弁当に頼っていました。

ただ、弁当は冷たく、費用もかさむため、被災した保護者の給食費負担を増やさざるを得なくなります。益城町に本社がある再春館製薬所が自社の食堂を使って温かい給食を供給(yubiyubi.pngこちら)したり、給食費の負担を増やさないよう、熊本市のスーパーが2016年8月、売上金の一部を寄付する「復興サイダー」を発売(yubiyubi.pngこちら)したりするなどの支援も広がりました。

mashikikyuusyokuB.jpg町は新たなセンター整備までの2年間、5小中学校の給食の提供を熊本市に要請(上写真左)し、2017年3月29日、熊本市の大西一史市長と益城町の西村博則町長が協定に調印しました(上写真右)。調印式で熊本市の大西市長は「(子どもたちの)心のケア、心の復興につながっていくことが何よりも大事」と話しました。益城町は熊本市に年間7200万円の委託費を払って5校分3000食分を確保し、2校分は御船町の民間施設を借りて300食を供給します。

ptamashiki_R.jpg2017年3月21日には県PTA連合会に全国から寄せられた義援金のうち、1800万円が益城町教育委員会に贈られました(写真左)。義援金は熊本市と益城町の給食費の差額分に充てられ、再開後も益城町の小中学校の給食費は地震前と同じ額に据え置かれます。

こうして2017年4月12日、益城町はほぼ1年ぶりに町内7小中学校3300人分の給食を再開しました。初日のクリームシチューは完食の人気。被災した町の給食センターの再建は2018年になる予定です。

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