熊本地震の記録

京大火山研究センター 阿蘇市の廃校校舎に仮研究棟     2017年6月12日

kyotokazan.jpg170613kyoutoA.jpgのサムネイル画像南阿蘇村で阿蘇の活動を研究している京都大学火山研究センターは、1928年(昭和3年)に業務を始め、国の有形文化財に登録されていました。熊本地震で敷地に亀裂が入ったほか、大型の地震計が壊れたり、壁が倒れたりしたほか、周辺の地滑りで研究に使うケーブルが切断するなど、大きな被害が出ました。1階の図書館は足元の地面が隆起して、まったく使えなくなっています。ただ、建物の基盤部分に大きな損傷は見られなかったことから、京大では南阿蘇村にある現在の場所にセンターを復旧させる予定です。

170612kyoudaiB.jpg京大は熊本地震後は大津町と阿蘇市の仮事務所で観測業務などを行っていましたが、2017年6月12日に2つの仮事務所を集約し、阿蘇市一の宮の廃校になった旧坂梨小学校に仮研究棟をオープンさせました。仮研究棟は鉄筋コンクリート2階建てで、地震計のデータや映像を確認する研究室などが整備されています。

京都大学火山研究センターの大倉敬宏教授は「仮とはいえ、ここは我々の研究、教育施設の最前線に変わりない。非常によい環境を与えていただいた」と話しています。

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