熊本地震の記録

サントリー九州熊本工場が完全復旧 工場見学を再開    2017年4月12日  

嘉島町のサントリー九州熊本工場が熊本地震以降休止していた工場見学を、ほぼ1年ぶりに再開しました。さっそく30人ほどが見学しビール試飲も楽しんでいました。工場見学再開セレモニーに出席したサントリーホールディングス(HD)の鳥井信宏副社長は「熊本工場の重要性は変わらない。これからも熊本で頑張っていきたい。熊本の復興にも協力していきたい」と話しました。

170412saikaiA.jpg熊本地震で被災した嘉島町のサントリー九州熊本工場は熊本地震で工場の天井や配水管などに大きな被害を受け、主力のビールの製造ができなくなっていました。

サントリー被災画像.jpgsuntoryC.jpg工場では2016年11月8日から「ザ・プレミアム・モルツ」の仕込みを再開。嘉島町の荒木泰臣町長(左写真右)らが出席して、ビールの仕込み窯にホップを投入する仕込み再開式を行いました。ただ、この時点では工場の復旧はまだ2割程度にとどまっていました。

12月13日には約8か月ぶりに飲食店に出す業務用のビールから商品の出荷を再開し、佐賀県鳥栖市にある配送センターに向けて15リットルのビール樽2000樽を載せたトラックが出発しました。

ぷれもる-1.jpg2017年1月31日には、主力商品「ザ・プレミアム・モルツ」の缶ビール出荷を再開しました。主に家庭向けとなる「缶入り」の出荷は9か月半ぶりとなります。

熊本工場の復旧工事中は「ザ・プレミアム・モルツ」は京都工場などで生産していましたが、サントリーは再び熊本工場を生産拠点にしました。

「金麦」「ザ・モルツ」とノンアルコールの「オールフリー」についても順次生産を再開し、 「伊右衛門」「阿蘇の天然水」など清涼飲料の生産についても缶入り、ペットボトル入りの順で再開しました。


PUREMORU-4.jpgサントリーは4月上旬からは熊本工場で約10万缶限定で「火の国ビール」(写真左)を製造し、イベント会場などで無料配布しました。また、4月25日には数量限定「ザ・プレミアム・モルツ」「金麦」「オールフリー」をそれぞれ数量限定で発売しました。いずれも缶のラベルの裏側に、工場再開への支援のお礼や復興を支援するメッセージを記しています。

「ザ・プレミアム・モルツ」は売り上げ1缶につき10円、「金麦」と「オールフリー」は1缶につき5円が、熊本城の復旧・復興資金として寄付されます。

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