熊本地震の記録

西原村の大学生ボランティア 被災者の「日常」に寄り添う     2017年3月24日

大学を休学して故郷の西原村に戻り、ボランティアとして村民に寄り添い続ける大学生、寺本わかばさん。彼女が大切に思うのは小さな「日常」を大切にすることです。

161225sobaA.jpg寺本さんは2016年12月26日、西原村の全世帯が被災した地区で、住民たちの交流の場を作ろうと、そば打ちの交流会を開きました。

交流会が開かれたのは、西原村鳥子葛目地区にある葛目公民館です。この地区では10世帯のうち4世帯が全壊、残り6世帯も大規模半壊または半壊の被害を受けました。熊本地震以降は地区外の仮設住宅などで生活している人もいて、地域の人が集まる機会が減っています。

このため、地域の人が減った地区で交流の機会を作ろうと寺本さんが交流会を企画。この日は仮設住宅に住む人も参加して、職人から教わりながらそば打ちに挑戦しました。出来上がったそばはその場でゆでられ、集まった人で食べました。

参加した人たちは「久しぶりに(皆さんの)顔を見て、元気そうで何よりです」「住み慣れた土地で見慣れた人たちと会って交流するのはいいことですねえ」と楽しそうでした。企画した寺本さんは「(地震で)人が少なくなって寂しいという声を聞いていたので、みんなで何かしたいと思った」と話し、今後もほかの地区や仮設団地を巡回し、交流会を開くつもりです。

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