熊本地震の記録

益城町の県道3.5キロを4車線に拡幅へ           2016年11月17日

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熊本市と益城町を東西に結ぶ県道熊本高森線の益城町広崎~寺迫間3.5キロが、現在の片側1車線(上下計2車線)から2車線(同4車線)に拡幅されることになりました。益城町などの要望に対し、蒲島知事(写真右中央)が「益城町の復興は県全体の復興であり、県が先行して整備することを約束する」と述べました。県は4車線化に向けた調査などを予算化する方針です。

県道熊本高森線は熊本市中心部では4車線化され、市電も通る「電車通り」となっていますが、現在は益城町に入ると車線が狭くなっています。拡幅されるのは熊本市東区と益城町の境界から、国道443号の交差点までです。

県と益城町が合同で12月9日から開いた住民への説明会(写真右)では、道幅を現在の2車線10メートルから、歩道も含めて27メートルに広げる計画などが示されました。沿道には約300戸の住宅や店舗などがあり、県は益城町と協力しながら用地買収を進めていく方針です。説明会では店舗兼住宅が対象となった住民から「移転しかない」「4車線化は当然と賛成しているが、自分たちが住む家まで引っかかるとは思っていなかった」などの声もあがっていました。

完成までには10年ほどの期間を要し、100億円以上の事業費が見込まれています。国の補助金を活用するため、県は新たにこの区間を「益城中央線」として、2016年度内に国の認可を得たい考えです。道路インフラの整備は熊本地震の被害が大きかった益城町の復興に向けた起爆剤としての役割が期待されています。

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