熊本地震の記録

被災した神社に活気を 熊本市で高校生が土俵づくり     2016年10月10日

1010jinjaB.jpg熊本市東区画図(かず)町にある下無田(しもむた)神社は、地域の氏神として親しまれてきましたが、熊本地震で鳥居や狛犬が倒壊するなどの被害を受けました。この神社で、子どもすもう大会の土俵が新しくなりました。作り直したのは、建築を学ぶ球磨工業高校の生徒たち。熊本地震で被災したこの地域に元気を届けたいと汗をかきました。

下無田神社では毎年10月に子どもすもう大会が開かれていますが、20年以上前に地元の消防団員が造った土俵にも苔が生えてしまっていました。このままでは地域の活気が失われてしまう――。復興の足がかりになればと、球磨工業高校建築工学科の生徒が改修を引き受けました。建築工学科教諭のの髙松孝規さんは「地域の方と一緒に作業をすることで、自分たちが勉強していることが役に立つという実感が得られると思う」と話します。

161013dohyouA.jpg改修は、土間を作るのに使われた「三和土(たたき)」と呼ばれる工法で行われました。丁寧に掘り起こした土を伝統的な道具でたたき、固めていきます。近くに住む子どもたちもお手伝い。土俵を囲む俵には校区の綱引き大会で使っていた大綱が使われ、見事な土俵が蘇りました。

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