熊本地震の記録

益城町の仮設住宅 4軒に1軒は高齢者世帯に 日本財団が推計   2016年8月24日

160824nihonzaidan1_R.jpg日本財団は24日、益城町の避難所で生活している被災者の状況調査を発表しました。仮設住宅に入居予定の4割以上の世帯が、65歳以上の高齢者だけで暮らす見込みであることがわかりました。

調査は7月29日から8月5日まで、益城町内12か所の避難所で暮らしていたほぼ全ての364世帯、915人に今後の住まいなどについて聞き取り、まとめたものです。調査時点で避難所にいた人の約半分にあたる183世帯(473人)が今後、仮設住宅で暮らすと回答しました。この内訳をみると、65歳以上の高齢者が1人で暮らす世帯が34世帯(18%)、2人で暮らす世帯が42世帯(23%)となるなど、全体の4割以上にのぼる77世帯が高齢者世帯でした。

160824nihonzaidan2_R.jpg日本財団は、現在「軒先避難」をしている人が今後仮設住宅に移ることなどを考えると、益城町の仮設住宅の4分の1超の400世帯が高齢者のみの世帯になると推定しています。益城町全体の高齢者世帯の割合は約1割(2010年国勢調査)で、仮設住宅の高齢者世帯率は町全体の2倍以上ということになります。今後、医師や看護師の巡回や仮設団地内での「見守り」の仕組みが必要になりそうで、具体的には高齢者、特に男性の集会所の利用を促す工夫が求められています。

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