熊本地震の記録

地震で枯れた温泉、掘り当てた! 内牧温泉の旅館が復活      2016年7月16日

160716onsen1_R.jpg地震の影響で休業が続いていた内牧温泉の「蘇山郷」が16日、営業を再開しました。

1953年(昭和28年)創業の蘇山郷は、地震で壁に亀裂が入ったり、食器類が割れたりしただけでなく、温泉旅館の命とも言える温泉が出なくなり、休業を余儀なくされました。6月1日、永田祐介社長はこれまでの泉源をあきらめ、泉源を切り替える決断をします。

別の場所で掘削(写真右下)を始めて18日目。「息子の家で夕飯を食べて戻ろうかと外に出たら、担当していた業者が飛んできて『出ました!』って。すごく熱いのが出て、それもかなり噴き出して、自噴です。もうバンザイでしたね」。音泉の温度はこれまでと同じ45度。営業再開のめどが立ちました。

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そして営業再開の朝。永田社長はオープンを前に「これから復興に向かっていかないといけない。きょうはそのスタートラインにみんなで一緒に立ちました」と従業員に呼びかけました。初日は待ちわびた客で予約はいっぱいに。復興に一歩を踏み出した永田社長は「今の阿蘇でしか見られないそんな景色を見に来ていただいて、阿蘇は大丈夫だったよと全国に発信してもらいたい」と話しています。

蘇山郷の夏休み中の予約は例年並みだということです。

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