熊本地震の記録

保育士に心のケアの研修会 小・中学校には県外から教員      2016年7月3日

160703care1.jpg熊本地震で被災した子どもと接する保育士さんを対象とした心のケアの研修会が3日、県庁で開かれ、保育士たちが、地震で心に傷を負った子どもにどう接したらいいかを学びました。

研修会は、被災した子どもへの適切な対応を知ってほしいと開かれました。講師を務めた熊本市の精神科医、仁木啓介さんは「地震を経験した子どもによく見られる『地震ごっこ』は、遊びを通して平常な状態を取り戻すための一種の方法だ」と解説し、やめさせようとせず、しっかりと見守ることが大切だなどと話しました。

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160701hakennkyouinn_R.jpg被災した子どもたちの心のケアや学習をサポートするため、県外から派遣された教員に対して、1日に辞令が交付されました。県外教員の派遣は2017年3月末までの予定です。

御船町の御船高校では、上益城管内の14の小中学校に15人の教員が派遣されます。益城町などを加えた上益城教育事務所管内では、小中学生の12%にあたる849人の子どもたちが心のケアが必要な状態だということです。

東日本大震災を経験し、今回派遣された仲松晃・主幹教諭は「南三陸町には今回の熊本の地震のニュースを見て、自分たちの経験を思い出して学校に来れなくなった子どもがいる、まだそんな状況。(影響が)長期間に及ぶこともあると思う」と話します。宮城県から来た遠藤幸・養護教諭は「子どもたちにも先生たちにも『大変な状況だけど、いろんな力を借りて元に戻るから大丈夫』と伝えたい」と語りました。

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