熊本地震の記録

ペットを支え、飼い主も支える 西原村でボランティア奮闘   2016年6月23日放送  

地震で大きな被害を受けた西原村で、被災した飼い主に代わってペットを世話するボランティアが活動を続けています。

西原村災害ボランティアセンターの一角に、動物のえさなどが置かれたスペースがあります。6月に開設された動物ボランティアセンターです。東北で被災したペットの支援などを行っている「清川しっぽ村運営委員会」が開設しました。

この日スタッフの松木彰詞さんらが向かったのは地震で倒壊した家。よく見ると、そこには数匹の猫が。猫はもともとこの家の住人に飼われていましたが、家が倒壊。住人は避難所での生活を余儀なくされ、飼っていた猫を家に残していかざるを得ませんでした。飼い主が家を離れているうちに、子猫が生まれました。

松木さんたちは飼い主たちの了解を得て、家に残されたペットの食事の世話や健康管理を行っています。飼い主の多くが家に動物を残したまま避難所に避難されていて、こういった現場は本当にたくさんあるそうです。

160623doubutuboranthia_R.jpg次に向かった住宅にはカーポートの下にたくさんの犬や猫がいました。飼い主の女性は元々別の場所に住んでいましたが、家が地震で被害を受け、ペットとともに息子夫婦の家で暮らしています。前の家には納屋があり、ぺっとは日陰で過ごしていましたが、いまは日差しがあたる場所にいます。熱中症を防ぐため、松木さんたちが日よけを作りました。えさやりの代行、小屋の掃除s同、散歩など、活動は多岐にわたります。

松木さんは「飼い主が世話できない状況になったことで、動物たちの福祉が守られていません。僕らが西原村の動物たちの世話をすることで、その時間に飼い主が復興に励むことができるんではないかというふうに思っています」と話します。動物ボランティアセンターは松木さんを含め、現在3人で活動していますが、世話をしているペットは60匹以上にのぼり人手が足りない状況です。同センターでは、動物好きでボランティアに興味がある人の応援を求めています。

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