熊本地震の記録

阿蘇への動脈国道57号復旧へ  新ルート測量開始       2016年7月25日

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大規模な土砂崩れで通行できなくなっている南阿蘇村の国道57号線の新しいルートを整備するための測量が25日から始まりました。

160725asosokuryou.jpg国道57号は南阿蘇村立野地区を通って熊本市内と阿蘇方面を結んでいた幹線道路でしたが、地震による南阿蘇村立野付近の大規模な土砂崩れで通行できなくなっています。阿蘇市車帰の現場では、担当者が訪れて工事に入るための測量を始めました。

7月6日に国土交通省が発表した新しいルートは現在の国道57号線の北側に位置し、阿蘇市赤水から大津町引水を結ぶ全長およそ13キロの区間で、うちおよそ4キロがトンネルです。「ミルクロード」にほぼ並行する形で北外輪山を通り、外輪山を通過するトンネルの延長は最短になるよう設定され、安全確保のため、斜面の崩壊か所などのエリアを避けています。新ルートは大津町から阿蘇市西部を結ぶ最短のルートになるということです。

国交省は今後も斜面が崩落する恐れがあることなどから、寸断された旧ルートを元の4車線に戻すことは難しいと判断。現在の北側を迂回する新ルートの整備を決め、国の補正予算案に新ルートの調査・測量などの災害復旧関連費を盛り込んでいました。

16061557gou_R.jpg国交省は数年以内の完成を目指しています。一方、国道57号線の不通区間については車線を減らして復旧させる考えですが、通行できるようになる時期のめどは立っていません。

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