熊本地震の記録

益城町上空から元気届ける ゼロ戦が慰問飛行        2016年5月31日

160531zerosen_R.jpg

熊本地震で被災した人たちを励まそうと、零式艦上戦闘機、通称「ゼロ戦」が31日、被災地の上空で慰問飛行を行いました。

ゼロ戦」は第二次世界大戦で、日本海軍の爆撃機や特攻機として使用されました。飛行した機体は、ニュージーランド在住の日本人会社経営者が所有し、普段は鹿児島空港に置かれています。今回の飛行は地震の被害を受けた熊本を励まそうと東京のイベント会社が企画し、必要な経費は熊本のセルモグループが負担して実現しました。

晴天となったこの日、ゼロ戦は午後1時50分ごろ鹿児島空港を飛び立ち、地震による被害が大きかった益城町上空を旋回して熊本空港へ向かいました(写真はブルーシートが点在する益城町の上空を飛ぶゼロ戦)。自宅が半壊し避難所にいる益城町の男性は空を見上げてゼロ戦を確認すると、「69年間生きてきた甲斐があった」と喜び、「人生戦いだけど、これからも熊本県の人みんな頑張っていかなくては」と語りました。

熊本空港にはゼロ戦を一目見ようと、たくさんの人たちが集まりました。午後2時50分ごろ熊本空港に零戦が到着。待ち構えていた人は「翼の下にはくまモンが描かれて、下から見た人たちは元気づいたんじゃないか」と話しました。「『永遠のゼロ』という映画をみていたので、感動して涙が出そうになった」という人もいました。

エントリー