熊本地震の記録

大型客船徐々に回帰 外国人観光客の回復に期待           2016年9月15日

160915DIAMONDA.jpgイギリス船籍の大型クルーズ客船「ダイヤモンド・プリンセス」が9月15日、「熊本の復興を応援しています」と書かれた横断幕を掲げて八代港に寄港しました。乗客はおよそ2700人で、アジアやヨーロッパからの観光客が7割を占めているそうです。ダイヤモンド・プリンセスの八代港への入港は初めてで、八代市役所の職員などが、秋に八代市で開かれる妙見祭(みょうけんさい)や全国花火師大会をPRしていました。

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熊本地震以降に県内に最初に寄港したクルーズ客船は、7月7日に八代港に入港した世界最大級の客船「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」です。「がんばれ熊本」と書かれた横断幕が掲げられました。中国・上海から訪れたおよそ4000人の乗客は、船をおりると100台を超えるバスに分乗し、観光や買い物に出発しました。

その半数以上が訪れたのが、熊本城近くの城彩苑です。観光客は「熊本は初めてですが、とても美しい街で、熊本の人にもいい印象を持ちました」「熊本城は雄大なお城ですね。中まで入れず残念です」などと話していました。お店の人は「久しぶりに活気が出て、私たちも元気をもらって前向きに頑張ろうという気になってありがたい。本当に感謝、感謝です」と笑顔でした。

熊本港は水深が浅いため、大型客船は八代港に寄港することが多く、観光客は八代から貸し切りバスなどで熊本市などに向かいます。しかし、寄港時間は1日のみがほとんどで、客船の観光客が八代から離れた地域を訪れることはあまりありません。

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160526NIPPON.jpg5月25日には大型クルーズ客船「にっぽん丸」(2万2472トン)が天草市の本渡港に寄港しました(写真上)。本渡港の桟橋では地元の住民がお茶やお菓子を配ったほか、ハイヤ踊りで乗客を出迎えました。

本渡港は大型客船が接岸できないため、同船は3キロ沖合に停泊し、約320人の乗船客は小型船で桟橋に移動。バスなどで天草観光へ向かいました。

天草市では熊本地震の影響で1万人以上の観光客のキャンセルが出ていて、船内のフロントロビーには募金箱が置かれ、25日には募金箱に寄せられた乗船客からの募金が県の担当者に手渡されました(写真下)。

 

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