熊本地震の記録

被災地のいまを紹介する観光ガイド 活動再開を決めた思い  2016年5月11日

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熊本城など熊本市内の観光名所で観光客を案内していたボランティアのガイドが活動を再開しました。

ガイドの一人、藤岡美奈子さんは熊本市のボランティアガイド「くまもとよかとこ案内人の会」のメンバーです。19年間、熊本城など熊本市の観光名所のガイドをしてきましたが、地震の後、会の活動は休止になっていました。しかし、日本建築学会が熊本市で被害の調査を行うのにあわせ、案内役として活動を再開しました。

主要な観光名所が打撃を受ける中、今の熊本をガイドする活動を再開した理由について、藤岡さんは「他の県の人たちがずっと助けてくださる。自分たちもなにかしなきゃいけないと、ふつふつとエネルギーがとわいて」と話します。学会のメンバーのひとり、九州大学大学院の木島孝之助教は「地元のボランティアの人が間に入っていただくことで学術調査への理解が得られやすい」と話します。

「ご案内人の会」の吉村徹夫会長は、「あそこは被災したから見るところがないと素通りされるのではなくて、『みてちょうだい、いま熊本はここまで復興したんだよ』『こういう良さがあったんだよ』という思いを伝えていきたい」「負けんばい熊本、よみがえれ熊本城、その思いで力一杯活動していきたい」と話しています。

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