熊本地震の記録

県内423公立校すべて再開 子どもたちにメッセージも   2016年5月9、10、11日 

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160509授業再開.jpg地震で大きな被害を受けた益城町の小・中学校が5月9日、25日ぶりに再開し、久しぶりの再会を抱き合って喜ぶ子どもたちの姿が見られました。

広安西小学校は9日午後から再開し、7日まで避難所として使われていた教室の黒板には、住民から子どもたちにメッセージが残されていました。

なかには「今までありがとうございました!! 勉強がんんばってネ!」というメッセージと見事なくまモンの絵も。このクラスでは10日以降もしばらくこの絵を消さずに授業を行うということです。

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最も多くの学校が休校していた熊本市では5月10日、一気に87の公立学校が授業を再開しました。

東野中学校では雨の中、生徒たちが傘を差して登校し、久しぶりに会う友人たちとの再会に笑顔を見せました。ただ、校内は地震で床が傾いたり、外壁にひびが入ったりするなど危険な箇所が広範囲にわたってあり、仮設校舎ができる8月中旬まで体育館などを使って授業を行うことにしています。

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5月11日には休校していた西原村の小中学校3校で27日ぶりに授業が始まり、県内の公立の学校がすべて再開しました。西原村の山西小学校では、通学路の途中に危険な場所もあるため、多くの子供たちが保護者と一緒に登校。避難所になっている学校の体育館からも登校する児童もいました。子どもたちの中には「夏休みがなくなるって言ってたけど...」などと先生を困惑させる質問もありました。

県内では全体の約7割にあたる423校が地震の影響で一時休校しました。休校中の授業時間を今後、どう確保するかも課題の1つとなります。

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