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防災井戸設置進む 肥後銀が支店など10地点 市は50社と協定   2017年4月4日    

bousaiido.jpg熊本地震の際には熊本市内のすべての世帯、約32万6000戸が断水しました。肥後銀行は災害時の生活用水を確保するため、県内10か所の支店などに防災井戸を設置し、熊本市中央区の渡鹿支店で開水式が行われました。熊本地震で断水が長期化したことを教訓に、災害時には行内で利用するだけでなく、地域の給水拠点として開放します。

停電しても動く手押しポンプ式で、開水式に出席した同行の甲斐隆博頭取(写真右)は「平常時には震災の経験を風化させることなく、後世に伝えていく学習の場となることを期待しています」とあいさつしました。一般企業が防災井戸を複数設けたのは全国でもあまり例がないということです。

設置場所は熊本市内が流通団地、上熊本、渡鹿、京塚、秋津の各支店と西区二本木の事務センターで、ほかには合志市の須屋、宇土市の宇土、宇城市の松橋、八代市の八代の4支店に設けられました。

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170508ido.jpg2017年5月8日には、熊本市と市内に井戸を持つ50社が協定を結びました。50社の企業の井戸は飲料水用と生活用水用に分けられ、災害で断水したときに容器を持ち込めば、井戸水が提供されるということです。

熊本市の大西一史市長は「熊本地震で上水道がすべてダメになった。それをすべて補完するものではないが、井戸があることで減災につながっていく」と協定の意義を語りました。井戸がどこにあるのかは市のホームページや防災マップで見ることができるようにします。

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