元気や笑顔をくれた人たち

復興祈るシンガーがオリジナル曲「春は来る」            2017年3月9日

songC.jpg熊本が第二の故郷だという女性が、復興への祈りを込めた「春は来る」という曲を作り、CDを発売しました。

CDを制作したのは、兵庫県に住む歌手のユミ・ガットシー(Yumi Godsey)さん(54)。10歳の時、母親の再婚でアメリカに渡り、義理の父親のカントリーバンドの一員として頭角を現します。 歌唱力が評価され、26歳の時に有名な日本のカントリーシンガーから声がかかり、帰国して熊本で16年間暮らしました。今は得意の英語でカントリーからロックまで幅広いジャンルをこなしています。

「春は来る」は熊本地震の後、友人の無事を祈って作詞・作曲しました。友人の無事を祈って作ったのが「春は来る」という曲でした。

♪空に舞う花びらよ どうか届けておくれ

♪火の国にまたやさしい風が そっと口づけを...

2016年11月に「第二の故郷」熊本を訪れたユミさんが見たのは、変わり果てた熊本の景色でした。熊本時代の知り合いは震災直後から被災地の支援所で支援活動をしていました。。ユミさんは「本人たちが味わっている気持ちは分からないと思う。きれいごとはいえないですね。(被災者の)みなさんから『おまえは分からないだろう』と言われないようにしたい」と話し、被災者の気持ちに寄り添おうとします。

南阿蘇村では食堂を営む橋本としえさん(61)と出会いました。橋本さんは地震で生き埋めになり、経営する学生アパートの学生たちに励まされて6時間後に救出され、命をつなぎました。「こういうことがあって、人は一人じゃ生きられないと考えた」という話を聞き、食堂を再開した橋本さん。ユミさんは「自分にできることを続けること、それが復興に向かう道。ミュージシャンである自分にできることは、歌を通してエールを送り続けること」と話します。

ユミさんは熊本市役所を訪れ、2016年8月から11月までのCDの売上金41万円を植松浩二副市長に寄付しました。

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