元気や笑顔をくれた人たち

ラグビー日本代表戦初開催 ルーマニアに快勝    2017年6月10日

170610R-A.jpgラグビーの日本代表(世界ランク11位)が熊本で初めてルーマニア代表(同16位)と熊本市のえがお健康スタジアムで国際試合を行い、33-21で快勝しました。日本は前半12分に山田、37分に福岡(ともにパナソニック)がトライを奪い、後半開始早々には2015年ワールドカップ(W杯)以来の代表出場となったリーチ・マイケル(東芝)がトライを決め、その後2トライを許したものの逃げ切りました。

えがお健康スタジアムは2019年W杯の会場にもなり、ルーマニアは欧州予選を勝ち上がれば日本と同じA組に入るだけに、今回の国際試合はW杯前哨戦の色合いが濃いものになりました。熊本復興支援のイベントとしても注目を集め、試合にはえがお健康スタジアムのラグビーの試合としては過去最高の1万8585人が詰めかけました。

170603ragubiA.jpg日本代表は2017年6月4日に福岡で合宿に入りましたが、日本代表の田中史朗、福岡堅樹、松島幸太朗の3選手はひと足早く熊本入りし、益城町を訪れました。4日には益城中央小学校で3選手がラグビー教室を開き、益城町の小学生を中心に、県内のラグビースクールに通う児童など70人以上が参加しました。教室は県のラグビー協会が主催。参加した子どもたちはラグビー特有の「スクリューパス」の受け方を習うなど日本のトップ選手からラグビーを教わるという貴重な体験をしました。

170604ragubiB.jpg5日はテクノ仮設団地の集会所で交流会が開かれ、住民約40人が参加。子どもたちから3選手に「足はどのくらい速いですか」といった質問が次々に寄せられました。「50メートル走何秒ですか?」と聞かれた福岡選手が「今までで一番早かったのは5秒8」と答えると、子どもたちから驚きの声があがっていました。選手は質問に笑顔で答え、サイン入りユニフォームを贈ったり、快くサインに応じたりして被災者を励ましました。

170604Rルーマニア到着.jpg一方、ルーマニア代表は4日、空路熊本に入り、熊本空港での歓迎セレモニーで花束を受け取りました。試合前の調整は熊本市内で行い、7日には県の小野副知事と熊本市の植松副市長がルーマニア代表を激励し、熊本産のフルーツを差し入れました(下写真左)。ミハイ・マコヴェイ主将は「皆さんの期待に応えるように素晴らしい試合を見せる」と話しました。

8日にはルーマニア代表が熊本市の花陵中学校を訪れ、生徒と交流しました(下写真右)。間近で見る迫力あるプレーに生徒も興味津々。言葉は通じなくてもラグビーの楽しさは伝わったようで、最後は笑顔で対決も行われました。

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170609RU-MANIA.jpg9日にはルーマニアのタティアナ・ヨシベル駐日特命全権大使が大西一史熊本市長を訪問しました。大使は東京でくまモンと会ったエピソードを日本語で紹介し、「ルーマニアと熊本の交流をサポートしたい」と述べました。大西市長は「(ラグビーで)どちらが勝っても交流の絆が深まる試合にしたい」と話しました。

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