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バンテリンレディス2年ぶり 復興祈り熱戦          2017年4月14~16日 

170416banteA.jpg熊本地震の発生で昨年の大会が中止となり、2年ぶりの開催となったKKT杯バンテリンレディスオープン。会場となった熊本空港カントリークラブ(6452ヤード・パー72)には4月14~16日の3日間で1万6814人のギャラリーが詰めかけました。1年前は大会前日の夜に前震に見舞われ、熊本入りしていた多くの選手が震度7の揺れを経験しているだけに、熊本復興への祈りを込めた熱戦が展開されました。

170414ban1.jpg大会のテーマは熊本が復興に向けひとつになろうという願いを込めた「みんなde熊本! みんなのクマモト!」。会場のスタンドには熊本地震からの復興に全国から寄せられた支援に感謝する横断幕が掲げられました。

また、復興を祈って会場の要所には県花のリンドウが飾り付けられました。リンドウの花言葉は「あなたに寄り添う」。選手たちは阿蘇地方に咲く春リンドウをモチーフにしたピンバッジを付けてプレーしました。

170414Bもくとう.jpgのサムネイル画像大会初日の14日には、スタート前に日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の小林浩美会長をはじめ、熊本空港カントリー関係者や選手たちが地震の犠牲者に黙とうを捧げました。

試合は地元の大声援を背に初日から首位を走ってきた上田桃子が最終日の18番ホールで、決めれば優勝という約1メートルのパットを外し、最後の最後で西山ゆかりに並ばれてプレーオフに。

プレーオフ1ホール目の第2打、攻めに出た上田は2オンを狙いましたが、ボールは池の中へ。手堅くパーでまとめた西山に敗れ、地元での優勝を逃しました。

上田は試合後、目に涙を浮かべながら「悔しいという思いや悲しいという思いは必ずエネルギーになると思うので、しっかり前を向いて頑張るだけだと思います」と話しました。

2017年大会のテーマは「みんなde熊本! みんなのクマモト!」。「みんなde熊本!」は被災者と非被災者の温度差をなくし、みんなが無関心にならず心が一つになるという願いを込め、「みんなのクマモト!」はAll togetherの力を込めました。観覧チケットについては、中止となった昨年の前売券で入場できるようにしたほか、県内の仮設住宅に入る避難世帯、1世帯につき2人までを初日、2日目に招待しました。

170414kinennsyokuju.jpg大会の前後には、熊本の復興を祈念するさまざまな催しが行われました。

開幕前日、プロアマ戦が行われた13日には、熊本空港カントリークラブ(CC)18番ホールのグリーンサイドで、熊本地震からの復興を祈念して植樹が行われました。日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の小林浩美会長、熊本空港CCの山口恭廣社長、前川清継理事長、深浦修常務、さらに選手代表として地元・熊本市出身の一ノ瀬優希のほか、若林舞衣子、横山倫子選手が参加しました。

チャリティイベントでは、例年行っているチャリティフォト、チャリティパター、チャリティオークションに加えて、三菱自動車の「ekワゴン」チャリティオークションも行いました。大会初日には選手有志が企画した「ジャンケン大会」が行われ、選手自らが提供したグッズなどが賞品となりました。

170416BANb.jpggiennkinnzousei.jpgのサムネイル画像チャリティイベントなどで集められた義援金は、KKTから熊本県に贈られました。KKTの片岡朋章社長(写真右)が4月19日県庁を訪れ、小野泰輔副知事(写真左)に目録を手渡しました。会場での募金額は134万4700円で、これに三菱自動車「ekワゴン」のオークション相当額を加えて贈呈されました。

熱戦の結果は以下の通りでした。

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