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熊本工20年ぶり勝利「奇跡のバックホーム」松山商とOB戦    2016年11月26日

161126saisenA.jpg「奇跡のバックホーム」の名勝負で知られる1996年(平成8年)夏の全国高校野球選手権決勝で対戦した熊本工と松山商(愛媛)の当時のナインが26日、熊本市の藤崎台県営野球場で再戦しました。試合は9-8で熊本工が勝ちました。

96年の決勝戦は延長戦に突入し、熊本工が10回裏1死満塁の好機をつかみましたが、3塁走者だった星子崇さんがライトフライでタッチアップしたものの、松山商右翼手だった矢野勝嗣さんの好返球に阻まれて本塁で憤死。熊本工は結局優勝を逃し、矢野さんの返球は「奇跡のバックホーム」と語り継がれています。

星子さんは矢野さんと数年前に再会し、熊本地震からの復興を応援するため、20年ぶりの再戦を企画。互いに当時の野球部OBに呼びかけ準備してきました。10月に予定していた再戦はあいにくの雨で中止となりましたが、両校ナインは年内に再戦することを約束。1か月後のこの日再戦が実現しました。

冷たい小雨の中、両チームとも本塁打を放ったりスライディングキャッチを見せたりと20年前に戻って生き生きしたプレーを見せ、見ごたえのあるシーソーゲームに会場は盛り上がりました。熊本工が勝ち、メンバーは試合を企画した星子さんを胴上げして勝利を喜んでいました。

試合後には「奇跡のバックホーム」の再現に挑み、タッチアップした三塁走者の星子さんが、今度はセーフとなりました。星子さんは「いい試合だった。チームメイトにも松山商のメンバーにも感謝したい」と話しました。

161022kisekisaisen.jpg「奇跡のバックホーム」の再戦は当初10月22日行われる予定で、両校OBはこの日、藤崎台で20年ぶりに再会しています。このときは呼びかけに応じて全国から当時のナインの多くが集まり、応援団として熊本工吹奏楽部OBも参加しました。

OB戦はあいにくの雨で中止になりましたが、集まったファン300人を前に、バックネット裏の観客席で再開を祝うイベントが行われ、当時のメンバーはユニホーム姿で固く握手を交わしました。応援団による「フレフレ熊本」のエールも送られました。

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