元気や笑顔をくれた人たち

うまかな・よかな復帰まで3か月 ロアッソに熱い声援  2016年5月15日~7月3日

160515roassoA.jpg15.jpg2016年5月15日 リーグ戦復帰初戦

熊本地震の影響で5試合が中止となり、約1か月ぶりとなったJ2リーグ戦復帰の初戦。ロアッソはフクダ電子アリーナでジェフユナイテッド市原・千葉と対戦しました。千葉のサポーターは「がまだせ熊本」の横断幕でロアッソを応援しました。熊本市内ではパブリックビューイングが行われ、ロアッソのサポーターが1か月ぶりにロアッソに声援を送りました。試合後には「がんばろう、熊本・九州」の横断幕を掲げ、1万4000人の観衆を前に場内を一周。千葉サポーターからも「熊本コール」を受け、涙を浮かべる選手もいました。

試合は直前にチーム内にインフルエンザが蔓延(まんえん)した影響でGK佐藤、MF黒木のレギュラーを含む5人が起用不可能になり、後半に運動量が落ちて千葉に0-2で敗れました。

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15.jpg2016年5月22日 復帰後初のホームゲーム

J2リーグ戦復帰後初のホームゲームが柏レイソルのスタジアムを借りて行われ、ロアッソは水戸と対戦しました。柏レイソルのスタジアムを借り、熊本から約900キロ離れた地で1か月半ぶりのホームゲームでしたが、千葉県の日立柏サッカー場には全国から多くのサポーターが詰めかけ、真っ赤に染まったスタンドからは「ロアッソ」コールが鳴りやみませんでした。

地元・柏のサポーターも「熊本がまだせー(がんばれ)」と応援しました。熊本から応援に来たという女性は「本当はやっぱり熊本で開催してほしかったですけど、いま、熊本は大変な時なので、試合ができるだけで喜びもひとしおです、熊本のみんなの分も一生懸命声を出して応援したいです」と話しました。で。試合は0-1で水戸に敗れましたが、巻誠一郎選手は「(ロアッソのチームカラーの)真っ赤にスタジアムを染めていただいて感謝の気持ちでいっぱいです。歯を食いしばって何度でもチャレンジして、勝ちにつながるまではい上がっていきたい」と話しました。

会場では、くまモンのチャリティー握手会や、漫画「キャプテン翼」の作者、高橋陽一さんによるサイン会などが開かれました。熊本出身の水前寺清子さんもかけつけ「三百六十五歩のマーチ」を歌って選手と熊本を励ましました。熊本市のパブリック・ビューイングには700人を超えるサポーターが集まりました。

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15.jpg2016年6月8日 復帰後初勝利

ロアッソは佐賀県でツエーゲン金沢と対戦して5-2で快勝、熊本地震の後、リーグ戦に復帰してから初の勝利をあげました。

地震の影響でうまかな・よかなスタジアムが使えないため、ホーム試合を県外で開催しているロアッソ。この日は初めて九州でのホーム試合となりました。試合前からサガン鳥栖のサポーターも「全力でやっている姿をいつも見ていますが、きょうはぜひ勝ち点を取ってほしい」と声援を送ります。

ロアッソは立ち上がりから攻撃を仕掛け、試合開始早々FW平繁が先制ゴールを決めると、その8分後にはエース清武がフリーキックを決め、31分には平繁が2得点目。その後も36分にキム・テヨン、44分には黒木のヘディングと、前半だけで5得点をあげます。前半だけで5点というのはチーム史上初めてです。後半は相手に得点を許しましたが、熊本地震の後、初勝利をあげました。

巻選手は「熊本の皆さんや多くのサポーターの皆さんが支えてくださったので非常に力になりました。皆さんの力が今日の勝ちにつながったと思います」と話しました。試合後、キャプテンの岡本選手は「やっと勝てました!今日が本当にスタートだと思うので、これから巻き返して頑張りましょう」とスタンドのサポーターに呼びかけ、勝利の喜びを分かち合っていました。

15.jpg2016年7月3日 地震後初のうまかな・よかな

ロアッソ熊本が熊本地震の後、初めて熊本市のうまかな・よかなスタジアムでホームゲームを行い、セレッソ大阪と対戦。約3か月ぶりのホームゲームだけに、うまかな・よかなスタジアムには、この日を待ちわびたロアッソのサポーターたちが長蛇の列を作りました。

「いろんなところで(試合は)あったけど、行けなかった。待ちに待った開幕戦です。すごくうれしい」「やっと帰ってきてくれた。ただいま帰りました!お帰りなさい!という感じですね」と、サポーターの熱気も高まります。地震の影響で使用できなかったスタジアムは、安全が確認されたメインスタンドのみ観客席が開放され、9322人のサポーターで埋まりました。

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試合は久しぶりの地元でのホーム戦に燃えるロアッソが積極的に攻め、前半8分に薗田の初ゴールで先制しますが、その後セレッソに追いつかれ、退場者を出したこともあって、結局ロアッソは1-5で敗れました。清武選手は「(サポーターに)すごく後押ししてもらったのですが、結果は惨敗となってしまって残念です。まだまだ僕らは熊本の復興のために先頭を走って頑張っていかないといけないと思います」と語りました。

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