熊本城と加藤清正

落下した天守閣のしゃちほこ復元 展示始まる        2017年8月30日

170830syatihoko.jpg熊本地震で天守閣から落下したしゃちほこが復元され、熊本城内の観光施設、城彩苑「湧々座」で公開が始まりました。

170830syatihoko_R.jpg復元されたのは、復旧工事中の大天守用と小天守用の2対で、宇城市の鬼瓦職人・藤本康祐さんが熊本市からの依頼を受けて制作し、2017年7月28日に窯出しされていました(写真右)。

大きさや形は被災前のしゃちほこと同じ瓦製で、大天守用(写真上)の一つの大きさは全長119cm、重さは100kg。美しいいぶし銀に仕上がっています。しゃちほこは熊本城の復旧工事の進捗に合わせ、大天守用の1対が2018年2月末まで、小天守用の1対が2019年8月末まで行われる予定です。

大西一史市長は「できるだけ早く天守閣に設置することで、復興が進み次の段階に進む希望が見えることになる」と話しています。

170410syatihokoA.jpgしゃちほこの復旧費用約2500万円は、熊本地震からの復興を支援してきた日本財団が助成しました。2017年4月10日、日本財団の笹川陽平会長が蒲島知事を訪ねて助成を表明しました。

天守閣のしゃちほこは地震の揺れで落下したり傾いたりして、天守閣の屋根の上などに無残な姿をさらしていました(写真下丸囲み)。

日本財団はすでに熊本城の修復費のうち30億円を負担すると発表しており、2017年度から22年度まで5億円ずつ提供します。日本財団は5月に熊本市内の事務所を閉じます。財団の支援総額は127億4000万円余となるということです。

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